コック・ロビン【コック・ロビン】『ロビンの憂鬱』~ネオアコ度は★~今日取りあげるのは【コック・ロビン】です。といってもそれほどメジャーではないと思うので知っている人はどのくらいいるのかな。アメリカのバンドでありながら、音はグラスゴーぽいところがあります。ヴォーカルが二人で、1人が女性、それもイタリア人の父を持ち、母は中国人でアンナ・ラカツィオという人です。小柄でポッチャリした容姿で東洋的な雰囲気を持っている人です。もう1人がピーター・キングズベリィというテキサス州出身の男性。5歳の時からクラシックピアノを学んでいる。 アンナとのヴォーカルの絡みが魅力的でアメリカのバンドらしからぬ繊細な世界を創り上げている。このアルバムのプロデューサーが【ゴング】のスティーブ・ヒレッジという人なのも、独特の情景や空気感を出しているのに寄与していると思います。ジャケットのセピアトーンそのもののイメージ通りのサウンドです。 そのせいか、このコック・ロビンはアメリカよりもヨーロッパで人気があるそうです。一見かったるい楽曲なのだけど、じっくり聴ける気の長さがあれば気に入ること間違いないです。 このアルバムの邦題は『ロビンの憂鬱』1985年作でデビューアルバムです。18年前の作品とはとても思えない。今聴いても新鮮です。ネオアコ度は★です。 《ザ・プロミス》 ♪君の心のかけらと引きかえに 僕の魂をそっくりあげたら 時の果てまで 僕といっしょに歩んでくれるかい 僕が不誠実な男だったとしても許してくれるかい 二人はひとつにはなれないのかな 君が必要なときはいつもそばにいてくれる どこにもいかないでいてくれる 僕の生きる支えになってほしいんだ♪ ジャンル別一覧
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